2008年5月7日(水)
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本日の格言
シマリから馬の顔は打つな!☆☆
もう1つの本日の格言>>安易な三連星は不安定な石をつくるだけと思え!☆



ひろみ お兄ちゃん、この前囲碁サロンで打ってもらった碁を見てくれる?まではこれまでに何度も教えてもらった布石だから問題ないと思うのだけれどのトビにどう打って良いかわからなかったの。

義行 で、どう打ったのかな?

ひろみ とりあえず上辺を広げようと思ってと「馬の顔」に打ったわ。



義行 その後、どうなったの?

ひろみ と受けられたからともう一度「馬の顔」に打って模様を広げたのだけれど・・・

義行 と打たれて思ったよりも上辺は広がらず逆に中央に白地が出来てしまった」と言ったところかな(笑)

ひろみ お兄ちゃん、この碁を見ていたの?!正にその通りの結果になったのよね。どこが悪かったのかな?



義行 いいかい、のシマリは30目以上の大きな一手なのだけれどそれは後にと打ち込む手が残っているからなのだよ!ひろみちゃんの打った「馬の顔」ではと受けられるとのシマリが単に隅の地を守っただけの一手になってしまうのさ。この場合、すぐにと打ち込んでもOK!までがよくある展開だけど黒に不満はないよね。

ひろみ そうか、のシマリは次にの打ち込みが残っていることに意味があったのね。それをわざわざ自らなくしてしまったとは(涙)



義行 もちろん今すぐにaと打ち込まずとシマリを打っても構わないよ!と打たれてもと受けておいて問題なし!どうだい、最初の図と比べると中央の雰囲気がかなり違うだろう。しかもaの打ち込みは依然として残っているし。

ひろみ 本当だわ。これなら中央に白地が出来そうにないわね。



義行 だよね。のシマリはaの打ち込みが狙えることで価値が倍増していると言うことを忘れないように!

ひろみ その打ち込みをわざわざなくしてしまうのがbの「馬の顔」なのね

義行 そう言うこと!だから「シマリから馬の顔は打つな!」なのだよ。

ひろみ よ〜くわかりました♪



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