2007年11月10日(土)
バックナンバー

今週の格言
相手の石が離れている時に三子のダンゴはつくるな!☆×0.5



義行 今日は超初心者向けの非常に簡単な格言の勉強だよ。ひろみちゃんにはもう必要はないかな。

ひろみ そうだと良いけれど・・・

義行 白1のトビに対して黒2とツギを打ち三子のダンゴにされる初心者の方が結構いらっしゃるのだよ。ひろみちゃんは黒2のツギをどう思う?

ひろみ さすがに効率が悪そうだから良くない手だと思うわ。でも昔は私もワリコミが心配だから黒2と打っていたような気が・・・



義行 そうそう、ひろみちゃんも昔は打っていたよね(笑)今のひろみちゃんならどこに打つのかな?

ひろみ 黒1と右下にシマリを打ちたいな♪

義行 正解!上辺は白2とワリコミを打たれても黒7まで心配はないだろう。

ひろみ そうね、これなら私にも打てそうだわ!



義行 と言うことで相手の石が離れている(白aの)時に▲黒2▲のような三子のダンゴをつくっては絶対にいけないのさ。

ひろみ なるほどね〜!相手が離れている(白aの)時はワリコミの心配がないから黒2とツグ必要がない訳ね。でも白1とノゾキを打たれたらどうするの?黒2と三子のダンゴになってしまうのでは?

義行 白1なら黒2でOK!この形は相手の石(白1)が三子のダンゴ(黒2)にくっついているから構わないのだよ。

ひろみ あっ、そうか。相手の石がくっついていれば三子のダンゴになっても良いのね?



義行 そう言うこと。では応用問題だよ。黒1のシマリに白2とトビを打たれたら黒はどう打つ?

ひろみ 白aのノゾキを心配して黒3と三子のダンゴをつくったらいけないのでしょ!黒3はbとシマリを打つ一手。

義行 さすがひろみちゃん、その通りだよ!じゃあ今回の格言は初心者の方に教えてあげてね♪

ひろみ は〜い、「経験者は語る」と言うことで囲碁を始めたばかりの皆様にお兄ちゃんの格言を伝えま〜す。