2007年2月25日 (日)
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今週の格言
定石は少し違えば全く違う!☆☆



義行 今日は白に白5白7と打たれた時の対策からだったよね。次の一手は考えて来たかい?



ひろみ もちろん。前回、勉強したばかりだから大丈夫よ♪「敵のキズより我のキズ」だから黒1とツグ一手。白2のカケツギに黒3のヒラキで大正解でしょ!

義行 さすがひろみちゃん!と言いたいところだけれど何だか変な感じがするよ。この形から△▲の石をはずしてご覧。見覚えのある形になるはずさ。



ひろみ 白aと黒bをはずすのね。あっ、この形は前回教えてもらった形だわ。

義行 そうだよね。じゃあこの後白aと打たれた時にひろみちゃんは黒bと打つのかな?

ひろみ いくら私が弱くてもそんなところには絶対に打たないわ! と言うことは前図黒1のツギは良くないのね。



義行 白1のハネに黒aのツギは△▲の交換がない時の定石なのだよ。この場合は▲があることでaのキズが心配なくなっているから黒2黒4で大丈夫!



ひろみ なるほど、これなら白1と切られても▲があるから黒2のツギで何の心配もないわ。△▲があるだけで前回とは全く違う定石になるのね。

義行 そう言うこと!定石はほんの少しでも形が違えば全く違うものになると覚えておくのだよ。



ひろみ よくわかりました〜!ひとつ質問してもいい?黒8の切りに対して白9とコウに受けられたらどうすれば良いのかしら?いつもコウで失敗しているから教えて欲しいな・・・

義行 置碁ではコウにされるとうっとうしいよね。じゃあこの後の打ち方は次回に教えてあげよう。

ひろみ やった〜!次回が楽しみだわ♪