2005年12月25日 (日)
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今週の格言
ツケノビは簡明定石ではない!


ひろみ お兄ちゃん、ツケノビは碁を覚えたての頃に教えてもらったから簡明な定石だと言うことはわかるのだけれど実はどんなメリット、デメリットがあるのかを知らないのよね。だから先週の宿題はとっても難しくてまだ結論が出ていないのよ。ヒントとしてツケノビ定石のメリット、デメリットを教えてくれない?

義行 了解!では先にツケノビがどんな定石かを教えてあげよう。ひろみちゃんはツケノビを簡明な定石と思っているようだけれどそれは大間違いなのだよ。

ひろみ ウッソ〜!ツケノビは一番簡明な定石だと昔読んだ入門書にも書いてあったのよ。黒1から黒7まで変化もないし簡単な定石にしか見えないわ!



義行 確かに白4と打ってくれたら簡明な定石なのだけれど白からは白4の他にaのツケやbの三々、cのコスミにdのオシ、変わったところではeのツケとかなりの変化があるのさ。これだけの変化があればツケノビは立派な難解定石だよね!だから今週の格言は「ツケノビは簡明定石ではない」なのだよ。

ひろみ そんなに変化があるなんてこれまで誰も教えてくれなかったわ。ツケノビが難しい定石だったなんて・・・もうツケノビは打たないほうが良さそうね。

義行 もう、ひろみちゃんは極端なのだから!ツケノビは変化は多いけれど使い方を間違えなければかなり効果がある定石なのだよ。だから頑張って挑戦して欲しいな。いろいろな変化は実戦で覚えていけば良いからね。



ひろみ わかった、お兄ちゃんを信用して頑張ってみるわ!

義行 そうこなくっちゃ!それじゃあ、ツケノビの目的とメリット、デメリットから勉強していこうか。難しい変化もあるけれどとりあえず黒1黒7と普通の定石になるとして話を進めるね。まずツケノビの目的は黒7の方向(この局面では右辺)を大模様にすることなのだよ。メリットは単に黒7と受けるより厚くしっかりとした形に出来ること、デメリットは白を強くしてしまい黒が後手になることかな。

ひろみ そうか、単に黒7と受けるより黒が強くなるから簡明な定石だと思われている訳ね。でもマイナスもたくさんあるから使い方を間違えると大変なことになりそう。

義行 そうなんだ。でもさっき勉強したツケノビの目的が理解出来ていれば大丈夫だよ。じゃあこれからいくつか問題を出すから考えてみてね。この場合(四子局)白△のカカリに黒1黒3とツケノビるのは良い手、悪い手どっちだと思う?

 

ひろみ 難しい問題ね。ゆっくりと考えたいから宿題にしてくれる?

義行 いいよ、ついでに先週の宿題(互先で黒1黒7の良し悪し)も考えて来てね。

 

ひろみ わかったわ。その二問を考えてくれば良いのね。

義行 せっかくだから六子局の場合も追加しておこう。

ひろみ 黒1黒7と打つのが良いかどうかね。宿題がだんだん増えて来たけれど頑張るわ。宿題はこれでもう終わりだよね。

 

義行 ちょっと待って!最後にもう一問、九子局の場合も考えて来て欲しいな〜

ひろみ え〜、まだあるの〜!1週間じゃ無理よ。

義行 そりゃそうだ。わかった、来週(1月1日)のレッスンはお休みにするから1月8日までに考えて来てね。大丈夫、ツケノビの目的とメリット、デメリットが理解出来ていれば簡単にわかるよ。

ひろみ は〜い。お正月の間、ずっと悩み続けそう(笑)