お兄ちゃん、今日の格言だけど「キリチガイ、一方をノビよ」の間違いじゃないの？よく強い人に「キリチガイをされたらアタリをしちゃだめ！」って注意されるよ。 普通は「キリチガイ一方をノビよ」だよね。でも鵜呑みにして何でもかんでも一方をノビると危険な目に遭うことも多いのも事実なのだよ。たとえばのカカリにからとキリチガイをされたら黒はどう打つ？ のキリチガイとは無茶苦茶な手を打って来たわね。わかった、お兄ちゃんはきっと私がとノビると思っているのでしょ！さすがの私もはで取られてしまい大失敗だと言うことくらいわかるわよ！残念でした〜 僕の考えていることは全てお見通しって感じだね（笑）じゃあ黒の正しい打ち方は？ そんなの簡単よ！一番危ないからとノビる一手で大正解。 とアタリをされたらどうするの？ もちろんとノビるわ。 そこでと打たれたら？ と切ってと取るくらいかな。でもよく見るとと打たれると何だか黒が苦しそうね。ちゃんと危ない石から一方をノビたのにどうしてこんな目に遭うのかしら？ それはねのキリチガイが無茶苦茶な一手なのにひろみちゃんが真面目に応じたのが原因なのだよ。普通のキリチガイは相手がアタリをしても上手くいかない時に打つものなので「一方をノビよ」が正解なのさ。でものような無茶苦茶なキリチガイの場合は真面目に一方をノビるより、アタリのほうが上手く行くことが多いんだ。この場合もとアタリをしてとツグのが正解！白はサカレ形になってしまっただろ！ 本当だわ、なら〜で隅の地が大きく断然黒が有利ね。 そうだろう。だから「キリチガイ、アタリから考えよ」と言う訳。アマチュアの方が打つキリチガイは無理手のことが多いから結構アタリで上手く行くものなのだよ。 なるほどね、私はこれまでキリチガイにはアタリをしてはいけないと思い込んでいたけれど、それは相手が正しいキリチガイをして来た時の話だと言うことがよくわかったわ。現実には無茶苦茶なキリチガイをされることのほうが多い訳だからこれからはまずアタリから考えればいいのね。 そう言うこと。でも、アタリで上手く行かない時は一方をノビるようにね。 は〜い！ 先頭に戻る