2005年6月12日 (日)
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今週の格言
ツケバネに相手のアタリは大歓迎


義行 今日は前回の続きだよ。黒3黒5のツケバネに白6から白8と打たれたら黒はどうする?考えて来たかい。


ひろみ 黒1と切り黒3から黒5と出て行くのはどうかしら。形は悪いけれど白6には黒7黒11で黒が大成功!と思うのだけれど・・・

義行 そう、黒のツケバネに白がアタりをしてくれるのは断点がたくさん出来るので大歓迎!ただ黒3は自分で言ったように形が悪い(アキ三角)し白14までとなり嫌な感じだよ。黒aと打てば白△を取ることは出来るけれど白も厚い形なので黒が大成功とはちょっと言えないかな。

ひろみ そうね、黒も無意味なアタリをたくさんしているような気がしてきたわ。でも他に良い方法があるのかしら?


義行 実は黒3からアタリをするのが良い手なのだよ。

ひろみ え〜、白4と逃げられたらどうするの。

義行 そこで黒5のノゾキが絶妙の一手!白6のツギには黒7と出て白8黒9でゲームセットだね。

ひろみ すご〜い!手品を見てるようだわ。

義行 まあ当然の結果かな。他に心配なことは?


ひろみ 白2のアタリから白4と突き出されるのもちょっと心配なのだけど大丈夫かしら。

義行 白もキズだらけだからね。黒5のキリでaとbが見合いで心配なし。


ひろみ 白4のツギには?

義行 黒5とアタリを利かしてから黒7で大丈夫!白8のノゾキには黒9で生き形だよ。

ひろみ なるほどね、これまではアタリにされるのが怖くてツケバネが打てなかったのだけれど本当は大歓迎だったのね。

義行 そう、アタリをした後には必ずキズが残るのでかえってサバキがやりやすくなると言う訳さ。

ひろみ ツケパネを使いこなせれぱこれまで怖かった打ち込みも楽しく打てそうね。よ〜し、これからはどんどん打ち込んで行くわよ!

義行 その気持ちを忘れないようにね。