ひろみ 今回は前回の続きを教えてくれるのよね。と攻め、と進行した時に黒がどう打てば良いかをいろいろ考えてきたわよ。

義行 さすがひろみちゃん、ちゃんと考えてきてくれたんだ!では早速発表してもらおうかな。



ひろみ の5子はまだまだ弱いからかaに打って攻めを継続する一手だと思うのだけれど、どうかしら?

義行 きっとひろみちゃんはそう打つと思ったよ。攻めるのが大好きだもんね。じゃあと打たれたらどうする?

ひろみ とツグ一手でしょ!

義行 には?

ひろみ と切って行くわ!次に黒bと打てばゲタで取れるから。

義行 そうだね、でもと打たれると黒もとツグ必要があるよね。そこでとノビられるとなんだか黒は嫌な感じだよ。

ひろみ 本当ね〜!次に白cとdが見合いで黒が困っているわ。でもさっきまで白はあんなに弱かったのにどうしてこうなるの?



義行 それはね、相手が「ゴメンナサイ」と言ってと補強しているのに許さず攻め続けたことが原因なのだよ。はただ逃げるだけの手だからもう許してあげることが大切なんだ。このコーナー第1回の格言を思い出してごらん。

ひろみ 確か1回目は「相手が謝ったら許してあげよう!」だったような・・・そうか、すっかり忘れていたわ。相手が謝っているのに私は許さず攻め続けたから反撃されて困ったのね。

義行 そう、よく気がついたね。で攻めは一段落とみて黒はの補強が大切な一手なのだよ。があれば白aには黒bのツギで白c以下符号順に黒fで心配ないからね。「攻めた後には必ず補強!」の意味が理解できたかな?

ひろみ よくわかったわ!攻めている時は相手が弱いから心配なくても攻めが一段落して相手が強くなった時は気をつけないといけないってことなのね。

義行 そうなんだ!この後にはにはと補強して黒は十分。

ひろみ は〜い!これからは攻めの効果があがったら、自分の石を補強するように気をつけま〜す!



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